
スピリチャル心理学研究科
■【目 的】
心とは何でしょうか?スピリチュアリティー・霊性とは何でしょうか?精神分析・行動科学・人間性心理学に続く心理学第4の波と言われるトランスパーソナル心理学においては、スピリチュアリティーは大きな研究分野です。このコースは、生きている経験科学としてスピリチュアリティーを捕らえ、伝統的心理学や精神医学での位置づけを明確にすることから、スピリチュアリティーの本質に迫ります。
修士課程においてはまずトランスパーソナル学の基礎知識を身につけ、知識と感性、直感などを総動員したホリスティックな学びをします。博士課程においては各自の研究テーマに従って内外の文献探索や調査研究を行い、学術論文に仕上げることを目的とします。
スピリチュアリティーの学びは、実は体験を通じ実践していかなければ意味がありません。 合宿スクーリング・ネット上での個別ゼミなどを通して、魂の有意義な癒しと成長の機会となることを期待しています。
■主任教授 学術博士 八田厚子
『スピリチュアリティーの学びは、実は体験を通じ実践していかなければ意味がありません。合宿スクーリング・ネット上での個別ゼミなどを通して、魂の有意義な癒しと成長の機会となることを期待しています。』
■【カリキュラム】
スピリチュアル心理学研究科博士課程の履修について、下表に基づき31単位を修得しなければならない。ただし、心理学の基礎知識あるいは周辺領域の習得を行った条件を満たさない者に関しては以下の心理学基礎講座の受講を求める。基礎講座の単位[10単位]は修士課程の単位に算入されない。(終了生には Master of Psychology in Religious を授与します。)
■「心理学研究科」修士課程履修科目一覧
※ スクーリングの時期につきましては、その都度お知らせする予定です。
■【スピリチュアルヒーリングを勉強しようと思っている方へ】
本大学院では日本の国内ではこれまで余り取り上げられなかったスピリチュアル系の研究科を充実させていく方針ですが、似通った名前にとまどいもあるようです。そこで、スピリチュアルヒーリング研究科について、その特徴を簡単に説明させていただきます。
『スピリチュアルヒーリング研究科』は、スピリチュアル心理学研究科に比べ、どちらかといえば臨床に近いといえます。また精神世界系の今までのアカデミズムの中で、なかなか取り上げられなかった分野も含まれています。
学生さんには、カウンセラー、看護師など援助職にあってスピリチュアル体験をお持ちの方が多いようです。実際に現場でカウンセリングなどに携わっていて、従来の心理学的手法では壁を感じた方が、理論的なバックボーンを求めてというケースが見られます。あくまでも大学院という学問の場での研究ですから、秘術を授けるとか、力のある石の見分け方がどうとかは行いません。スピーリチュアルヒーリングの理論的根拠を、歴史的考察を踏まえながら、臨床で活かせるような知識を実習を伴って教授する場とお考え下さい。
■特典
修了者には学位(修士号)が贈られ、登録されます。